「もったいない」はいらない
こんばんは。サクです。
今回は「もったいない」について書き綴っていきたいと思います。
「もったいない」という言葉って、小さい頃から何度も言われ続けてきた方も多いのではないでしょうか。日本特有のこの「もったいない」という言葉は、昨今の環境問題なども相まって、一時期はもったい運動などと言われて一大ムーブメントを起こしていました。
しかし、このもったいないっていう考え方、断捨離においては完全な悪です。
物に対してもったいないって思う方は結構多いかと思いますが、「捨てるのがもったいない」とかって、実際はほとんど執着だと思います。
使ってみてあまり自分の生活にマッチしていなかったのにもかかわらず「せっかく買ったから・・・」と捨てられずにいたり、実際に使うことはほぼないのに「もらったものだから」と押入れの奥底に仕舞い込んでいったりしてしまうと、その「もったいない感情」だけで部屋の収納を減らしてします。
そしていつかその「もったいない感情」だけで取っておいた物とまた対峙しなければならないとき、また捨てるかどうするか迷うと思います。ここでしなくて良かったはずの無駄な選択や思考で、脳に不必要な負荷をかけてしまいます。
これら全て、いらなかったはずなのに執着し取っておいたせいで起きている無駄の集合体です。
厳しい言い方ではありますが、その時にいらない物って、後になっても大体いらないですよ。
もしどうしても後から必要だと思った場合は買い戻せばいいのです。
買い戻せないような高価なものであったり、希少価値の高い物であれば、そもそももったいない以前に、捨てようか迷うことなどないはずです。
物を持ちすぎている人はこの事実に気がつけていない方が多いように感じます。もちろん、必要か不必要かだけで生きていくのはつまらないと思う方もいると思います。
それは私も同意見ですが、やっぱり不必要なもので自分の生活を妨げてしまうのは、それこそもったいないと言えるのではないでしょうか。
何を大事にするかはその人それぞれではありますが、明らかにいらない物を持ち続けるのは時間も労力も奪ってしまいます。日常の中で当たり前に使っている物の中でも、よく考えたらいらなかった物もあるかもしれません。
(ちなみに僕はバスタオルがそれでした。)
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